旅をした時の絵を貼り付けていますが、相変わらず猛禽を追っかけているので「未完成」です。
ただ、考えてみると一般的に他人が旅(遊び)に行った時の絵などに興味は湧くものではなく、所詮は「だから何だ」といった類の代物にすぎません。
「分かっているのならば作るな」というお声も聞こえますが、自分自身への忘却防止のようなものです。もしご覧になって頂けるのでしたら、吹っ飛ばしてご覧になってください。
それほど多くはありませんが、適当に旅をした時の絵を改めてみると、その旅の前後の事柄が思い出されます。
国内で言えば、ドライブの途中で接触事故を起こしてしまい警察にお世話になったことや、宿を探して案内所に行くと職員が宿屋かホテルに電話をし、我々をチラチラ見ながら「夫婦だと思うよ」と言っていた時もありました。
海外では撮影中にカメラのCFがイッパイになってしまったり、政情不安な国の空港で(武器か確認のため?)カメラに望遠レンズを装着させられ「そのままでシャッターを押せ」と言われたことなど。
失敗談も多々ありますが、己のいい加減さを改めて思い出すことになるので書きません(笑)。
適当にドライブをした時の絵もあり、「旅」とは大袈裟な代物もあります。 ただ、誰かが言っていました「初めての道を歩いたら、それは旅である」と。
尚、「ギアナ高地」「チュニジア」「ベネズエラ」は別に作り、旅先で撮った「山」や「野生動物」それに「陽の出と陽の入り」などは別に作っています。
大菩薩峠(山梨県)。
中学生の頃に、兄貴が持っていた中里介山の大菩薩峠を読んだ。
40数冊にもなる文庫本であるが、面白かったの一言である。
主人公の机竜之介は幽鬼さえ漂う痩身の剣士だが、確か東映だったかの映画で(観てはいないが)机竜之介は肥満気味の俳優が演じていて、大いなるミスキャストだと思った記憶がある。
また、読んだ人は当然のことながらご存知ですが、この本は未完成に終わっています。何だか、このブログのようです。
余りにも物語が広がりすぎてしまい終始がつかなくなってしまったのか、作者の中里介山は執筆の途中で亡くなってしまったからです。
大菩薩峠のドライブ絵.。机龍之介には会えなかった。