ハチクマと言えば、古典落語の八五郎と熊五郎という所謂「八つァん熊さん」であるが、こちらは勇猛果敢な猛禽で漢字では「八熊」ではなく「八角鷹」と書くそうである。
そのハチクマの名の由来は、姿形がクマタカに似ているが(小鳥から爬虫類も食べるものの)ハチを主食とするので付いたとのこと。
上面は褐色か黒褐色だが、下面は白から茶色さらに黒っぽいものまでさまざま。また、体下面に縦斑や横斑のあるものや全く斑の無いものもいる。「ワシタカ類ハンドブック(文一総合出版)」。
斑紋に関しては、かなり複雑怪奇な猛禽のようである。
とにかく、落語の八熊さんも粗忽ながら人情味たっぷりでカッコいいが、こちらの八熊(?)さんも首をちょっと長くして青空た飛翔する姿はカッコ良かったです。
20秒程度の、鳴きながら飛ぶ陳腐な動画を貼付けました。
オスの尾には太い2本の黒帯でメスは2〜3本の細い黒帯とのことなので、この写真はメスのようです。
尾羽の模様から、これはオスのようです。
参考書の「下面は淡褐色で脇羽と体下面に粗い褐色の横斑。胸には褐色の不規則な縦斑がある」という型か?。
鳴きながら飛ぶ場面の数秒間の動画です。ハチクマの鳴き声よりも、隣にいたオジサンの声が大きく入ってしまいました。
オマケ。
スマホで撮った(上記の絵の現場である)長野県白樺峠の頂上。多くの野鳥ファンが押し寄せていました。これから行かれる方へのアドバイスですが、ここまでの登りがキツかった!。
因に、撮影場所は記さないのが暗黙のルールですが、余りにも有名であり皆さんのブログにもあるので記しました。念のため。
4月 042013
最終更新日: 2018/11/26