アオゲラの観察難易度は2だそうで、比較的簡単に観られる鳥ということになる。道理で、拙者どものようなピンボケカップルでも撮る事ができたのだと再認識。
それはともかくとして、日本で観られるアオゲラは日本固有種だそうであり、横文字でも「Japanese green woodpecker(日本緑キツツキ)」とのことである。
その意味では大事にする必要ありと思考し、今後はこのような子育て中の場面は刺激を与えないよう一層自己喚起しようと思っている次第。
アオゲラの見た目はアオではないのだが、背面が緑色であることから昔は緑色を青と言っていた名残だとのこと。
しかし、前に作った「アオサギの子育て」でもアオでもないのにと思い調べてみたら、昔は白でも黒でもない中間的な淡い色を青と言っていたそうである。
とすると、昔の青色とはかなり広範囲の色を表していたようだ。
虫やクモを食べるが秋から冬には果実や木の実を食べるそうだが、特に樹木の幹に穴を開け木を枯らしてしまうカミキリムシの幼虫などを食べるので緑を守る救世主といわれ林業者には益鳥とのこと。
繁殖期になると多くの野鳥たちのオスは美しい声でさえずるが、アオゲラはクチバシで幹を激しく叩くドラミングという行動をとる。音の大きさによって、強いオスかどうかが分かるのかもしれません。
鳴き声はキョッキョッと鳴き、飛び立つ時はケケケと大きな声を出し、繁殖期にはピョーピョーと口笛のように鳴くそうだ。
このキョッキョッという鳴き声が、拙者どもにはオオタカの鳴き声に似ているような気がして勘違いし慌てたことがあったが、そんな時にケケケとアオゲラに笑われてしまった。
まだ背の色も薄く尾も短いが、ちょっと気取る巣立ちしたばかりのヒナ。と言うよりも、若に近い。
ヒナは大きくなり、親は巣立ちを促しているようです。
思い切って1羽が巣から出ました。次男かそれとも長女か分からないが、次を待って顔を出しました。
ヒナは3羽でした。巣窟内は意外と広いのだと再認識。
元気で大きくなり、日本の森林を守ってください。