4月 212013
最終更新日: 2019/05/07
 


全長16センチという日本で一番小型のチドリだそうで、思わず可愛いねと(小声で)叫んでしまいます。

営巣は木の上ではなく砂地などであり、見晴らしがよいために猛禽からヘビまで多くの天敵がいる。親は天敵が来ると、擬傷(親が怪我をしたように装って敵の注意を自分に引きつける)行動をとるとのこと。

ところで大いなる余談なれど、「千鳥足」とはチドリと何の関連があるのか疑問を持ちました。
どうやら歩き方にあるようで(千鳥足なので当然ですが)、チドリは歩く時に先に出した足に次に出す足をクロスして出す。要するに極端な内股で、前から見るとXの形になるような歩き方をする。
そこで、酔ったオジサン(最近は酔った若き女性?)が歩く姿を表現した言葉だそうです。
可愛い小鳥に失礼な話だと思うので、これから酔った時はシッカリした歩き方をするように努めます!。

今回は、生まれたばかりのヒナの冒険に出会いしました。勿論、遠くから望遠で撮っています。

先ずは「千鳥足」。因に、決して酔ってはいません。

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最初はまだ、卵から孵っていなかったのです。親鳥のお腹の下に卵が2つ3つ見えます。

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それから2週間後、農業用ビニール(マルチ)の上を散歩。

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ヒナは、どうやら3羽のようです。

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翌日の早朝、朝露が光る草の近くに佇んでいた。

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今は7月で日中は暑い。

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日陰に避難。

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少し涼しくなった頃、日陰から出て来て冒険にお出かけ?。
準備運動に、デロリアン・カーのガルウイングのように羽を広げる。ガルウイングとは「かもめの翼」という意味だが、コチドリでも立派なもの。

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この子は積極性があるらしく、親から離れて単独行動を開始する模様。

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慌てて躓いてしまったが、、、。

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お母さんは少し心配そうです。

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ヒナは意を決して、未知の世界への冒険に出発。

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行った先は舗装した農道でした。
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ところが、親のところへ戻ろうとすると目の前に巨大な障壁。

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挑戦したが転倒。

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2度目の挑戦にも失敗。

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3度目も失敗。思わず手を貸してあげたかったが、それはゼッタイにいけないこと。

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ハラハラしながら見ていたが、4度目にやっと成功。

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無事にお母さんのところへ戻っていきました。

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そして、お母さんの懐へ、、、。

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メデタシ、メデタシ。この子は、逞しく成長すると思いました。

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余談。
実は、ヒナの1羽が側溝に落ちてしまったのです。
野生の世界に人間が手を出してはいけないのですが、側溝の深さは40 cm程もあり思案の末に拾い上げました。
濡れた体を拭き親が見える場所に戻しましたが、元気に育って欲しいと思いました。
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 Posted by at 11:48 AM


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