4月 042013
最終更新日: 2021/08/21
32〜33cmほどのキジバトより少し大きい程度の小型猛禽で、一応は(失礼!)タカ目ハヤブサ科だが飛翔する姿は一見すると蝶のようにヒラヒラ飛ぶこととホバリングが多い様な気がします。
それは、昆虫やトカゲなどを補食する習性からで、高速で飛ぶ必要が無いのかもしれません。
漢字では「長元坊」と書くように、少し変わった名の由来を調べてみると諸説あるようです。
凶作で苦しむ村に「長元坊」という旅の僧が来て、祈りによって村を救った後に亡くなった。実りの秋になると作物を確かめるように停空飛翔(ホバリング)する鷹がいて、それを見た村人たちが「長元坊」と呼ぶようになった。
または、昔々に「長元」という戒律を破った僧侶がいて道ばたでネズミやモグラを捕まえて食べていた。この僧侶に背格好が似ていることに加えて、食するシロモノが同じなので「長元坊」となった。
その他では、オスの頭部の色が長元というお坊さんが剃った頭に似ていることからきた名称とか、、、。
何にしても「坊」がつくので、お坊さんからきているようです。
また一方で、チョウゲンボウはネズミなどしか捕らず鷹匠が狩りに使えないため、役に立たないという意味で「馬糞鷹」という異名があるそうです。
しかし、尾の長さが体との比較では日本のワシタカ類の中では最長というスマートさと、猛禽に似ずキュートな顔立ちなのでちょっと可哀想な異名です。
尚、チョウゲンボウは生涯相手を変えないのか否かは参考書にもネットにもなかった。同じ科のハヤブサは生涯連れ添うとのことで、拙者ども夫婦のように(拙者どもは仕方なくですが)生涯相手を変えないのかもしれません。
余談ながら、この後に「チョウゲンボウの砂浴び」と題して動画を貼り付けました。
では、邪道なれど、少し加工してしまいました。
立派なオスの成鳥。参考書(ワシタカ類ハンドブック(文一総合出版)から推察)。
「尾先の太い黒帯は下面も黒く他にも多数の細い横帯がある」とのことで、立派な雌の成鳥です。
猛禽を撮っていると、必ずと言っていいほどカラスがお見えになります。
しかし、不思議なことにカラスを撮っていても猛禽はお見えになりません。アンフェアーですね。
しかし、妙に優しい時もあります。
この建造物は彼等にとっては高級マンション並み。必然的に入居者が殺到し、入居するには資金力ではなく体力勝負。
最後は肉弾戦です。「人は戦いの前に話し合えと言うが、話し合いは対立点を鮮明にしてしまう場合が多い」という言葉がありますので、、、。
そして、資金力、、、ではなく体力のあるカップルだけが子孫を残せます。
カップルは寝室に移動。雄の雌を見る眼差しは優しげです。
では、高級マンションでの生活の一端を、、、。
時期的にヒナが孵ったようで、ご両親はエサ取りに多忙になりました。
獲物はバッタであり。
トカゲ(カナヘビ)であり。
小鳥であり。
貯蔵する習性もあるようです。
はてさて、雄が捕ってきた獲物を雌が受け取る場面ですが、拙者はこれを見ていて思いました。
何だか、亭主から給料を受け取る奥さんが「もっと沢山持ってきてよ」とでも言っているように見えるのです。
一連の写真を載せてしまいましたが、雌が給料(?)を持って飛び去って行った後の雄の姿は少しうなだれた様子で 、あたかも叱咤された亭主のようで何だか切なく感じて身につまされてしまいました。
ま、それはそれとして奥さんも多忙で疲れ、時には一風呂浴びたいと思ったようです。
しかし、ノンビリはしていられません。
そして6月。ヒナが顔を出しました。カワイ〜の一言です。
食欲旺盛です。
今までも多忙でしたが、これからは超多忙になります。アチコチを飛び回ってエサの確保に努めます。
懐手?でエサ探し。
時には遠征。
時には、ボランティアで交通整理。
そして、時には「川をきれいに」と啓蒙。
そうこうしている間に、ヒナは大きくなりました。
さて、生きることへの挑戦。50mほど離れた鉄塔へ向かって飛翔、、、頑張りました。
何が失敗だったのか、近くに降りて反省。
心配することはない。ある哲学者が言っていました「生まれるのは偶然で生きることは困難」。いや、生意気にシリアスなことを書いてしまいました。これこそ「反省」。
一家で青空を飛翔。
楽しそうですが、これは勝手にストーリー的に編集しているだけです。
野生動物は子供が成長すると、自分のテリトリー確保と子供の成長を促すために自分の縄張りから追い出します。
最近の人間も、野生動物を見習う面があるように思えます。いやいや、またもシリアスなことを書いてしまいました。
大きくなった子供は、もうイッパシの顔立ちです。
そして秋。若干だが幼さが見えるものの、一人(一羽)でエサ捕りに挑戦していました。
立派に子孫を残した高級マンションに、子供たちの将来を祝うように「彩雲」が現れました。
では、チョウゲンボウの仲間を載せます。
これも仲間と言えるのか分かりませんが、、、、。
このアルビノを狙って、集まった野鳥ファンの皆さんを携帯で撮ってみました。因に、お顔が分からないようにアルビノ、、、ではなく「白色」にしています(笑)。
オマケ。
北海道へタンチョウを撮りに行ったとき、近くにいた人が飼っているというチョウゲンボウを見せてくれました。
まだ若までいかない幼鳥ですね。pamiの腕に乗せたが、本人も本鳥も落ち着かずブレ気味です。
しかし、こんな野鳥も販売しているとは初めて知りました。これが是か否か、拙者は残念ながらノーコメントです。
チョウゲンボウは20〜30年前と比べ、カワセミやコゲラなどと並んで都会で増えた野鳥とのことである。(「日本の野鳥」学習研究社)
本来は崖の穴や岩だなに巣を作るのだが、最近では市街地に進出し鉄橋やビルなどの建造物に営巣するものが増えているとのこと。
正に「繁栄する生物は(中略)環境に適応出来るもの」という余りにも有名なダーウインの法則通りです。
大幅増加のハシブトガラスのように、何か弊害があるのだろうか。何も無いことを願うところ。32〜33cmほどのキジバトより少し大きい程度の小型猛禽で、一応は(失礼!)タカ目ハヤブサ科だが飛翔する姿は一見すると蝶のようにヒラヒラ飛ぶこととホバリングが多い様な気がします。
それは、昆虫やトカゲなどを補食する習性からで、高速で飛ぶ必要が無いのかもしれません。
漢字では「長元坊」と書くように、少し変わった名の由来を調べてみると諸説あるようです。
凶作で苦しむ村に「長元坊」という旅の僧が来て、祈りによって村を救った後に亡くなった。実りの秋になると作物を確かめるように停空飛翔(ホバリング)する鷹がいて、それを見た村人たちが「長元坊」と呼ぶようになった。
または、昔々に「長元」という戒律を破った僧侶がいて道ばたでネズミやモグラを捕まえて食べていた。この僧侶に背格好が似ていることに加えて、食するシロモノが同じなので「長元坊」となった。
その他では、オスの頭部の色が長元というお坊さんが剃った頭に似ていることからきた名称とか、、、。
何にしても「坊」がつくので、お坊さんからきているようです。
また一方で、チョウゲンボウはネズミなどしか捕らず鷹匠が狩りに使えないため、役に立たないという意味で「馬糞鷹」という異名があるそうです。
しかし、尾の長さが体との比較では日本のワシタカ類の中では最長というスマートさと、猛禽に似ずキュートな顔立ちなのでちょっと可哀想な異名です。
尚、チョウゲンボウは生涯相手を変えないのか否かは参考書にもネットにもなかった。同じ科のハヤブサは生涯連れ添うとのことで、拙者ども夫婦のように(拙者どもは仕方なくですが)生涯相手を変えないのかもしれません。
余談ながら、この後に「チョウゲンボウの砂浴び」と題して動画を貼り付けました。
では、邪道なれど、少し加工してしまいました。
立派なオスの成鳥。参考書(ワシタカ類ハンドブック(文一総合出版)から推察)。
「尾先の太い黒帯は下面も黒く他にも多数の細い横帯がある」とのことで、立派な雌の成鳥です。
猛禽を撮っていると、必ずと言っていいほどカラスがお見えになります。
しかし、不思議なことにカラスを撮っていても猛禽はお見えになりません。アンフェアーですね。
しかし、妙に優しい時もあります。
この建造物は彼等にとっては高級マンション並み。必然的に入居者が殺到し、入居するには資金力ではなく体力勝負。
最後は肉弾戦です。「人は戦いの前に話し合えと言うが、話し合いは対立点を鮮明にしてしまう場合が多い」という言葉がありますので、、、。
そして、資金力、、、ではなく体力のあるカップルだけが子孫を残せます。
カップルは寝室に移動。雄の雌を見る眼差しは優しげです。
では、高級マンションでの生活の一端を、、、。
時期的にヒナが孵ったようで、ご両親はエサ取りに多忙になりました。
獲物はバッタであり。
トカゲ(カナヘビ)であり。
小鳥であり。
貯蔵する習性もあるようです。
はてさて、雄が捕ってきた獲物を雌が受け取る場面ですが、拙者はこれを見ていて思いました。
何だか、亭主から給料を受け取る奥さんが「もっと沢山持ってきてよ」とでも言っているように見えるのです。
一連の写真を載せてしまいましたが、雌が給料(?)を持って飛び去って行った後の雄の姿は少しうなだれた様子で 、あたかも叱咤された亭主のようで何だか切なく感じて身につまされてしまいました。
ま、それはそれとして奥さんも多忙で疲れ、時には一風呂浴びたいと思ったようです。
しかし、ノンビリはしていられません。
そして6月。ヒナが顔を出しました。カワイ〜の一言です。
食欲旺盛です。
今までも多忙でしたが、これからは超多忙になります。アチコチを飛び回ってエサの確保に努めます。
懐手?でエサ探し。
時には遠征。
時には、ボランティアで交通整理。
そして、時には「川をきれいに」と啓蒙。
そうこうしている間に、ヒナは大きくなりました。
さて、生きることへの挑戦。50mほど離れた鉄塔へ向かって飛翔、、、頑張りました。
何が失敗だったのか、近くに降りて反省。
心配することはない。ある哲学者が言っていました「生まれるのは偶然で生きることは困難」。いや、生意気にシリアスなことを書いてしまいました。これこそ「反省」。
一家で青空を飛翔。
楽しそうですが、これは勝手にストーリー的に編集しているだけです。
野生動物は子供が成長すると、自分のテリトリー確保と子供の成長を促すために自分の縄張りから追い出します。
最近の人間も、野生動物を見習う面があるように思えます。いやいや、またもシリアスなことを書いてしまいました。
大きくなった子供は、もうイッパシの顔立ちです。
そして秋。若干だが幼さが見えるものの、一人(一羽)でエサ捕りに挑戦していました。
立派に子孫を残した高級マンションに、子供たちの将来を祝うように「彩雲」が現れました。
では、チョウゲンボウの仲間を載せます。
アカアシチョウゲンボウ(赤足長元坊)
鷹の渡りを狙っていたところ、「日本には数少ない迷鳥として飛来」といわれるアカアシチョウゲンボウが上空にお目見え。
モンゴル地方や朝鮮半島北部など比較的限られた地域に繁殖し、アフリカ南部へ渡り越冬するそうなので南アへの旅の途中に寄ったのか。
このように、腹部に斑紋のない奇麗なオスの成鳥は大変珍しいそうです。拙作ですが、珍鳥とのことで3枚ほど載せてしまいました。
これも仲間と言えるのか分かりませんが、、、、。
シロチョウゲンボウ
目が赤いのでアルビノ(先天性白皮症・先天性色素欠乏症等)です。他にもシロセキレイなども撮りましたが、同じメラニン色素欠乏による遺伝子疾患なのかもしれません。
余談ですが、(以前にTVナショジオチャンネルにて)ホワイトライオンは、氷河期に生存していた先祖の遺伝子を今も受け継いでいて突然ではあるがその遺伝子が現れるとのこと。
そこで疑問なのだが、同じ白変種でありながらこの白長元坊は「疾患」となり、ホワイトライオンは(正常な?)「遺伝子」となる。ことによると、チョウゲンボウもセキレイも氷河期に生存していた同じ種が持っていた正常な「遺伝子」を保持しているのかもしれないとも思うのだが、、、。ただ、人間にもアルビノと言われる人たちがいるということになると疑問が疑問を生んでしまいますね。
このアルビノを狙って、集まった野鳥ファンの皆さんを携帯で撮ってみました。因に、お顔が分からないようにアルビノ、、、ではなく「白色」にしています(笑)。
オマケ。
北海道へタンチョウを撮りに行ったとき、近くにいた人が飼っているというチョウゲンボウを見せてくれました。
まだ若までいかない幼鳥ですね。pamiの腕に乗せたが、本人も本鳥も落ち着かずブレ気味です。
しかし、こんな野鳥も販売しているとは初めて知りました。これが是か否か、拙者は残念ながらノーコメントです。
初めまして、
先ほど我が家の軒先にスズメを仕留めた猛禽類がいたので、種類はなにかなぁ?と思いPCで見ているところでコチラに寄りました。TVの動物番組の特集のように興味を持って拝見させて頂きました。
コチラは大阪は堺市の住宅街なのですが、いるんですね^^猛禽類。
初めは土鳩かと思っていたのですが、いつもより色が違うし大きさも若干大き目、そ~っと近づくと(家の中から)鳩ではなかったんです。以前より鳥の中では猛禽類が好きなので興奮しましたよ。
お邪魔しました。
にくりすたるンさん
Z&Pのチョウゲンボウ撮影ポイントは、自宅から近くて50分遠くでは1時間半の所です。
しかし、にくりすたるンさんは家の中からですか!。チョー羨ましい(失礼)。
チョウゲンボウは猛禽の中では比較的警戒心が少なく、人間の足元にいるバッタなどを狙って飛んできます。こちらがビックリするような場面がありますね。
ペットにしている人も多いとのことで、そんな習性がペットに向いているのかもしれません。
最後になりましたが、ご訪問頂いた事とコメントに感謝します。
初めまして 私も大阪 堺市のマンションに住んでいるのですが、数年前からカラスと共に、猛禽類の
シルエットを見るようになり たまにカラスとやりあったり、お向かいのマンションのベランダで休憩
している姿が。双眼鏡を持ち歩けないし、プライバシーの問題もあって こんなに綺麗な画像で生活が
見れて 感動です^_^やっぱりチョウゲンボウだったんですね〜。こんな都会で一生懸命生きてる!
頑張れ〜って 応援したくなります(*^^*)ちなみに私のマンションでは 磯ヒヨドリが他の鳥達を一切
寄せつけず 縄張り確保に勤しんでおります。雄はなんとも言えない青い背中と茶色のお腹。
春からはやかましく感じてしまうくらいの大きなさえずりが美声です。
ながながとゴメンナサイでした。私もいつか野鳥をカメラに収めてみたい…夢ですね。
ありがとうございました。
くうまろさん、ご笑覧いただき又コメントまでを有難うございます。
実は一昨日もチョウゲンボウポイントに様子を見に行きましたが、擬似行為なのかもしれませんが交尾をしていました。
彼らの世界は、ことによると既に春なのかもしれませんね。
様子見はほんの40分程度でしたが、曇り空の田園では風が強くて寒く早々と撤退しました。
それにひきかえ、くうまろさんは暖かいマンションの部屋から観察できるとは羨望の極みです。
またイソヒヨドリが見られるとは、ご自宅は海の近くなでしょうか。
良い環境にお住まいと拝察し、これも羨望です。
Z&Pは横浜ですが、大阪も寒さが続きそうです。どうぞご自愛のほどを。
北九州市在住です。昨日(12/22)洗濯物を取り込もうと庭に出たら雀が鳩に追いかけられています。人の気配で鳩は飛び去りましたが、尾羽が鷹みたい。鳩じゃないと思い、このサイトにたどり着きました。ちょうげんぼうだったら、初めて見ることになり嬉しいです。
みちよこばあちゃん
ご自宅の庭で猛禽が見られるとは、チョー羨ましいですね。
チョウゲンボウは猛禽類の中では小型ですが、みちよこばあちゃんが言われるように尾羽が綺麗な猛禽です。
比較的に警戒心が薄い猛禽なので、みちよこばあちゃんを気に入ってまた広大な庭へ遊びにくるかもしれません。
チョウゲンボウと、楽しい時間を過ごせましたらいいですね。
ご訪問とコメントを感謝します。
本日、平城宮跡の東院庭園跡に長元坊が飛来することがあると話を伺っていた時、偶然にも長元坊が飛来。感動しました。シェアさせて頂きます。
植田貴之さん
世界遺産の上を飛び回るとは、なかなかの強者チョウゲンボウ君ですね。
チョウゲンボウの飛翔スタイルは(ご存知の如く)、猛禽らしくないヒラヒラと飛び回る時があります。
ことによりますと、遺跡をしっかりと見て回っているのかも知れませんね。
おいで頂いたこととコメントに感謝します。
初めまして。わたくしも、猛禽のファンでして、わたしの地域でもチゴハヤブサが営巣しております。写真のように、上手に撮影は、できませんがアマの写真家と、新米ファルコナーでもあります。
じつは、チョウゲンボウはかなりの数が国内ブリードされており、市場では、トイプードル程度の価格で取り引きされています。地域の人たちは、猛禽類について情報が無く、間違った理解のされ方をしているようです。怖い者…でしょか。
猛禽類がいることは、自然が豊かな指標になることが、理解されていないようです。
ともあれ、皆さん顔を見ると「かわいい」との反応が帰ってきます。少しでも、理解のされ方が、正しくなればと、思いつつ一緒に暮らしています。
ただ思うことは、これら猛禽類は、臆病で神経質。他の鳥から比べ、飼育には並大抵の知識では、もたないようです。
平均15年程度の寿命ですが、管理下では、ここ迄長生きさせた事例は、無いようです。欧米では、猛者が沢山いますが、日本は猛禽途上国。彼等の生活史が解っていないので、保護も飼育も不完全。
私は、彼等の孤独な生活スタイルに勉強し、気高い姿勢に「カムイ」を見ることが出来ました。
孤高の存在、大切にして行かなけれならないと、痛感させられます。
篠塚正継さん
zisamaも人に飼われているチョウゲンボウを見たことがありますが、勝手な想像なれど何処か寂しげな目をしていたような気がします。
チョウゲンボウを含む猛禽類は、篠塚さんの仰る通り自然の豊かさを表す「生物指標」と言われていますね。
従って彼らは、大空をバックに飛翔する姿が本来のものだと思います。
zisamaはチョウゲンボウの他にオオタカやミサゴなど猛禽を追っていますが、篠塚さんは文面からzisamaを上回る猛禽への愛情が感じられます。
ここ数日はハヤブサ撮り集中していますが、明日あたり久しぶりにチョウゲンボウに会いに行ってみようかと思っています。
おいでいただいた事とコメントに感謝します。
今朝、我が家の前の電柱をねぐらにしているカップルの雀がいるのですが、飛び立った瞬間、ヒラヒラと舞い降りてきたグレーの鳥が急旋回したかと思ったら、
雀が逃げ込んだ向かいの庭の柑橘類の木の茂みに突っ込んで行き捕獲してしまいました( ͒ ́ඉ .̫ ඉ ̀ ͒)
調べていたらこのサイト猛禽類はチョウゲンボウだと知りました。
去年と比べて台風や猛暑の影響か我が家にくる雀は激減している中、猛禽類も
山に餌となる生物が減りカラスのように環境に適応すべく住宅街にやってきたのだなと思いました。
野生の世界の厳しさを目の当たりにする度にほとんどの人間は自分で手を汚すことなく肉を食べ、趣味で生き物をペットにし何とも悲しい気持ちになります。
鳥獣保護区があるのに猛禽類は売買されても大丈夫なのか、疑問に思ったのは私だけでしょうか?
ゆずっちさん
チョウゲンボウのハンティング場面を、ご自宅の近くでご覧になれたとは羨ましいですね。
zisamaが彼らを目にするには、車で30分以上行かなければなりません。いや、決して都会に住んでいると言うわけではなくです。
今や猛禽類たちも、山や森ではなく都会に進出していますね。
過日TVアニマルプラネットで放映していましたが、世界中でハヤブサの生息数が一番多い場所は、何とニューヨークだそうです。
高層ビルによるビル風で上昇気流が発生して飛びやすい事と、獲物のハトが沢山いるからだそうです。
これも、進化の一つなのかもしれませんね。
それと猛禽類の売買のことですが、zisamaが数年前から撮っているオオタカの営巣地で、ある年にヒナが盗まれたことがありました。
仮に育てても自分で飼うのは違法であり、売買することも出来ません。何か、アンダーの世界があるのでしょうか。残念でなりません。
やはり彼ら猛禽類は、ゆずっちさんの言われる「木の茂みに突っ込んで行き捕獲」する、自然の中の行動が一番似合っていると思うのです。
最後になりましたが、ご訪問とコメントに感謝します。
zisamaさん、返信ありがとうございます。
アンダーな世界での猛禽類の売買、
最近よくあるフクロウカフェの鎖で繋がれているフクロウ達も猛禽類の売買で
成り立っているという現実は同じ人として悲しくなります。
おっしゃる通り生きるために狩りをしながら大空を舞ってこそが彼らの本当の意味での自由と幸せだと強く思います。
ハヤブサの住処がニューヨーク、私も知っています。環境の変化に適応していける進化できる生物がこれからの地球上で
絶滅しない生物という事ですね。
アニマルプラネット勉強になりますよね。
空や地面、草木を眺めていると、
様々な生き物達から私達人間は地球の危機を感じて1人1人が出来ることを
すべきだと感じて仕方がない今日この頃です。
ゆずっちさん
このブログの何処かにも書きましたが、「自然は親からの譲りものではなく、子供達への預かり物」という言葉があります。
猛禽たちも立派な大自然であり、子供達への立派な預かり物だと思います。
大いなる余談ですが、zisamaはアフリカでサファリを10回ほどし、インドへ絶滅危惧種とされるベンガルタイガーを撮りに行った事があります。
(このブログにも野生動物の陳腐な写真を載せていますが)
とにかく、自然が大好きオジサンです。
しかし、現在の地球上では、1秒間に5,100m2(テニスコート20面分)の天然林が消滅し、1秒間に中国では78m2(畳48枚分)が砂漠化し、1秒間に
0,002種(7分に1種)の生物が絶滅しているそうです。「1秒の世界(ダイヤモンド社)」。
そろそろ人間は、本当の大人になる時期だと思います。
ゆずっちさん、再度のコメントをありがとう御座いました。