4月 042013
最終更新日: 2018/11/26
 


カラスより少し大きめで、体型がずんぐりとした猛禽。
ノスリとトビは、他の猛禽に比べて比較的よく見られる。獲物のヘビやカエルが豊富なのか、それとも繁殖能力が優れているのか、どちらにしても「生物指標」の猛禽が繁殖していることは喜ばしいことです。

名の由来は、以前に何かの本で「野を擦るように飛ぶ」ことからノスリとなったと読んだような気がします。
しかし、いろいろ調べてみると、韓国語でタカ類の総称を「スリ」といい、それに日本語の「野」がついてノスリとなったもので「野を擦るように、、、」などと言う簡単なものではなく本来は韓国語であるという説があった。しかし一方で、ノスリの名は江戸時代からあったものであり、奈良時代から既に「のせ」と呼ばれたタカがいたことから韓国語の「ノのスリ」ではなく「ノをスル」になったという説。
どちらにも説得力があり、拙者などは「は〜、そうですか」と感心するばかりですが、とにかく勉強になったことは確かでした。

前述のごとく比較的よく見られる猛禽なので、カメラマンの皆さんは「あ〜ノスリか」と言って興味を示しませんが、我々はこれからも撮っていこうと思っています。

 

参考書「ワシタカ類(文一総合出版)」にあった「脇の暗褐色その他から雌と思われる」の絵に似ていたので、雌かもしれませんが定かではありません。

IMG_6262



 

これは前述の参考書の「胴体が太く尾も太く短い。体下面は淡く脇の斑は小さい。翼角や腹に小さい横斑。脛毛は無斑なので雌と思われる」の写真にピッタリであった。
しかし、猛禽を撮ると必ずカラスが写っていて、何だかカラスがいないと寂しい気になりますね。

IMG_6082

 

 

IMG_2247

 

 

カラスのお供がいなくなって、一人で、、、ではなく一羽でゆっくり獲物を狙えます。

IMG_4386

 

ところで、名の由来の一つが「野を擦る」とのことなれど、意外と遥か天空を飛翔します。

IMG_9531

 

 

IMG_0426

 

 

IMG_0416

 

 

 

逆光で、ノスリのレントゲン写真のようになりました。

7Y8A2122

 

 

7Y8A7614

 

 

7Y8A7618

 

 

 

ネズミかモグラかを狙って飛び出し、、、。

IMG_2364

 

 

IMG_2388

 

 

IMG_2379

 

 

IMG_2397

 

 

獲物はない、どうやら失敗のようです。

IMG_2408

 

 

小鳥を補食するそうだが、飛ぶハトをキャッチ出来るのか?。暫く観察していたが、ちょっと無理だったようです。

IMG_5603

 

 

IMG_5614

 

 

しかし、弱った白鷺には襲いかかりました。

IMG_5682

 

 

IMG_5683

 

 

逆光気味の電柱で一休み。

IMG_5498

 

そして、睨まれてしまいました。

IMG_5507

 

 

これは若のようです。

IMG_9688

 

こちらは幼鳥。野を擦っても擦らなくとも、立派な成鳥になって欲しいと思いました。

IMG_6053

 

 

7Y8A2037

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 Posted by at 6:17 PM


 コメントを記入してください