ハイタカはキジバトと同じくらいの大きさで、オス32cmメス39cmと多くの猛禽と同じにこちらもノミの夫婦。
平地から亜高山の森林に生息し、繁殖期以外は1羽で生活するとのこと。獲物はアカハラ・キジバト・アカゲラなどの中型の小鳥で、ネズミなども捕るそうである。
また、かつては大型のオスを「ハイタカ」と呼び,小型のオスを「コノリ」と呼び分けたそうです。
飛翔する姿は、オオタカやツミなどよりも細身で尾が長くスマート(文一総合出版・ワシタカ類)。
一見するとオオタカやツミに見間違えるとあったが、拙者はこの「細身で尾が長くスマート」という説を頼りにハイタカと判断しました。
ネット記事の一つに、「一年中見られるが数は少ないように思われる」とありましたが、拙者どもも撮ったのは飛翔場面のみの2回ほどでした。今後も出会えることを願っているところです。
ハイタカの漢字であるが、「鷂」の字は日本海軍の水雷艇に付けられているそうであり、もう一つの「灰鷹」という字は学習研究社の日本の野鳥から引用しました。
成鳥は喉から下腹にかけてオレンジ色の横斑が細く見えるが、幼鳥や若は喉に縦斑があり腹は太い横斑がある(学習研究社・日本の野鳥)。
幼鳥は体の下面はパフ白色で腹に横斑。尾を開くと4本の暗褐色の横帯が見える(文一総合出版・ワシタカ類)。
この説で判断すると、正に幼鳥あるいは若です。
猛禽を撮っていると、多くの場合カラスがお目見え。
カラスを見ていても、猛禽は現れない。ちょっとアンフェアですね。
逆襲!。と言うよりも、彼らには一種の遊びなのでしょう。
ハイタカのもう少しカッコ良い絵を撮り、ここへ貼り付けていきたいものです。
参考までに、チョウゲンボウ。ハイタカと比べて胴が太めです。
大いなる余談であるが、昔に読んだ「ゲド戦記」という本の中の主人公が、ハイタカという名であったことを思い出しました。
アースシーと呼ばれる多島海世界を舞台にした冒険ファンタジーでしたが、主人公ゲドの別名がハイタカでした。
猛禽のハイタカとは全く関係がありませんが、ちょっと昔のことを思い出した次第。
その「ゲド戦記」。本棚の奥から引っ張り出しました。
11月 102015
最終更新日: 2021/08/21
新年明けましておめでとうございます!
お揃いで猛禽行脚♪
たまには可愛い小鳥ちゃん
本年も宜しくお願い致します。
むろさん
Z&Pの方から挨拶に行かず、逆に訪問いただき有難うございます。
こちらこそ、今年もよろしくお願いいたします。
今日は例年初詣に行く厚木奥の飯山観音に行き、帰路に宮ヶ瀬・小倉橋・葉山島などを徘徊してきましたが、特に鳥影はありませんでした。
ただ、きれいな空気を吸えたのが良かったことかもしれません。
今年も、むろさんにとって良い年でありますよう祈念します。