ハイ、またもや電柱ハヤブサです。
今回は知人からハヤブサが出ているとの情報を受け、なるべく早く現地にと思い四つ車ではなく二つ車の「隼」で行ってきた。
そこで、シャレにもならぬ「隼でハヤブサ撮り」ということになったのだ。
余談なれど、ハヤブサが獲物を追う時は400キロ近いスピードだそうであるが、この「隼」も300キロは軽く出る。
現地までの距離は約20キロなので数分で行けるのだが、お巡りさんがおりますので、、、いやそうでなくとも、法定速度を守らなくてはいけません!。
四つ車よりも若干だが早く着いたので、ハヤブサ君は居てくれた。
ハヤブサ君は相変わらず車の行き交う道路端にある電柱に止まり、羽を伸ばしたり頭をかいたり、そして時折だが周囲の田畑を見回していた。
今日の獲物は田畑に降りず飛んでいたので、ハヤブサ君も果敢に追い回していた。
そこへトビがやってきてハヤブサとのバトルが始まり、ハヤブサは傷ついた模様だが様子を見ただけでは大丈夫のようだった。しかし、少しばかり心配であった。
「久しぶり!」と挨拶したのだが、「お前など知らん!」とばかりに睨まれてしまった。
先ずは、ハヤブサを撮りに来た「隼」を一枚。
そして、その向こうの電柱にとまる本物のハヤブサ君。
右方向から撮ると、富士山をバックに止まっています。
最初は睨まれてしまったが、お互いに顔見知り(?)なので「なんだお前か」と言った感じですぐに狩への準備運動を始めた。
人間が伸びをするように、左右の翼を交互に思いっきり伸ばす。
そして、次は左手を、、、ではなく左の翼を。
次は、両肩をほぐして。
嘴を掃除して。
頭をかいて。
次には、腕立て伏せ。
準備運動は終わったのか、軽く一っ飛びして調子をみる。
日が陰って来てしまった。と思ったら、突然飛び出した。
ここのハヤブサは、獲物を見定めると頷くように顔を上下に動かしてから飛び出すのだ。
この時は顔を動かさずに飛び出したので、少し慌ててしまった。
獲物に向かって、、、。
獲物の鳩は、田畑にいたのではなく群れをなして飛んでいたので、見定めるための顔を上下に動かさなかったのだ。
ハンティング中にトビがやってきて、ハトを放っておいて両者はバトル。
動きが速いで、絵は不鮮明になってしまいました。
暫くしてハヤブサは戻ってきたのだが、田の畦道に降りると少しお疲れ気味。
暫くすると、目を閉じてグッタリ。怪我でもしたのかと心配だ。
この辺は野良猫もいるので、少し心配になり様子を見に行く。
普通ならば、これほど至近距離には行けない。やはり怪我でもしたのか、、、。
元気に飛び立っていった。良かった、良かった。
彼か彼女が元気であるよう祈って帰ります。