写真は、すべて東アフリカで撮ったものです。
いわゆる「ビッグキャット」といわれるライオン、チーター、ヒョウに興味があり、ケニアやタンザニアを含めてアフリカ7カ国に行きサファリを数十回しました。
特に、チーターが好きです。彼等は精悍であり、群れを作らない孤高のハンターであり、そして何よりも優美だからです。
更に、地上最速であることも魅力。いったん獲物を決めると、3秒で時速100キロという驚異的なスピードの持ち主で、最高速度は112Kの記録があるとのこと。
また一方で、ライオンやハイエナに獲物を横取りされて去っていく後ろ姿には、何か哀愁という言葉が合いそうな感じがします。
尚、孤高のハンターと書きましたが1匹で狩りをするのはメスだけで、オスは兄弟で一緒に行動し共同して狩りをします。
必然的に狩りの確率は高くなり、獲物を横取りに来る1〜2匹のハイエナならば追い返すことが出来ます。
ただ残念ながら、今までハンティング場面には遭遇できなかった。それは、「また東アフリカへ行け」ということだと思っています。
写真は数カ国で数百枚撮りましたが、こうして選んでみると如何に写真の腕が拙いか痛感。
これもまた、「再度アフリカへ行け」ということかもしれないと勝手に思っています。
2018年3月のTV番組「ワイルドライフ」にて、兄弟ではない5頭のオスが共同で狩をする映像がありました。
動物学者も、非常に珍しいとビックリしていた。
何か必要に迫られての行動なのでしょうが、これも進化の一つなのかもしれません。
早朝、二匹のカブ(肉食動物の子供)をつれた親子に遭遇。
ハンティングの前に、リラックスするため先ずは大あくび。
そして、伸びをする。
家ネコも起き上がると伸びをするが、同じネコ科動物共通の仕草。
お母さんはハンティング体制に入る。遥か前方にトムソン・ガゼルの群れ。
カメラを向ける拙者も、緊張で手が震える。
チーターは猛烈なスピードでダッシュ。サファリカーで追うが、とても追いつけない。
オフロードはサファリカーは走れないため遠回り。近くに行った時は既にハイエナに横取りされた後で、親子は後ろ髪を引かれるように振り返っていました。
これは三匹のカブをつれた別の親子。
彼等に刺激を与えない程度にサファリカーが近づく。我々をまったく気にせず目の前を歩いていく。
少しの間この親子を追ってみましたが、様子見なのか我々が邪魔なのか草むらで休んでしまいました。
これは若き雄の兄弟。雌は親離れすると単独行動をとるが、雄は兄弟で行動する。
小さな蟻塚に鎮座して獲物を見回す。
1匹が動き出したのでハンティングかなと思ったが、少し離れた場所へ移動しただけだった。
ところが、向こうの薮に天敵の雄ライオン。すぐに駈け戻り事なきを得た。
「すべての生物は子孫を残すために生きている」(日高敏隆)。
と言うことで、1匹の雌(横たわっている)を2匹の雄が交尾のチャンスを狙っています。
相当の時間を経過したようで、1匹の雄は大あくび。
以降の3枚は、雌の許しが出るまでの暇つぶしなのか、2匹の雄は同じ仕草をしていた。
ガイドによると、「雌の許しは明日になるかもしれない」とのことでこの場を後にしました。
ヌーを狙う。しかし、こう相手から丸見えでは、いくら俊足でも捕らえることは出来ません。
近くで2匹のカブが待っていました。家ネコと同じように可愛いです。
獲物を探すために蟻塚などに上るが、これは珍しく木に登って偵察の場面。
こちらは、日陰(右端)でくつろぐチーター。目の前で草を食むシマウマは、到底1匹では倒せない。それを承知のシマウマものんびりムード。
夕暮れが近づき、間もなくライオンやハイエナが活動する時間帯。雄とのことだが、今夜はここで過ごすのか、、、。
オマケ?。
移動中に迷子になったり親が死んだりした野生動物の子供を保護する、野生動物孤児園ナイロビ・ナショナル・パークでの、pamiとチーター。
拙者は怖くて(?)触らなかったが、チーターは意外と剛毛であったそうです。
その2。
初めてサファリに行った時のスナップ。これが病み付きの始まり。
因に、Kichwa Temboとはスワヒリ語で「ゾウの頭」という意味でこの地域の地名。
3月 152013
最終更新日: 2019/07/16
とても素敵なホームページですね!
私もチーターの優美な姿が大好きで、
いつかアフリカに見に行きたいと思っています。
写真を拝見して、なんだかワクワクしました。
ありがとうございます^^
banさん
コメントを有り難うございます。
是非、セレンゲティ(タンザニア)へ行ってきて下さい。
チーターは、ライオンやハイエナなど競合する肉食動物が昼寝をする日中に狩りをしますから、見られる確率は高いです。
どんどん更新していきますので、また来てくださいね。