オオタカは以前にも載せましたが、ここでは最近のものと陳腐な「子育て」動画を貼付けます。
去年のオオタカにも書きましたが、オオタカの数は増えたとして環境省は「絶滅危惧種」から「準絶滅危惧種」に「格下げ」を検討中とのこと。
(現時点で「格下げ」が確定したのか否かは拙者は分かりません)
しかし、決して増えていず更なる調査が必要との意見もある。
どちらにしても、オオタカは生物の豊かさを示す「指標生物」であり、保護していく必要が大いにあると思います。
実は、6年ほど前からこの場所へ行っています。何かの関係で営巣を放棄をしてしまった年がありましたが、おおむね繁殖に成功しています。
拙者の観察では、4から6月にかけて産卵と孵化をし、6月下旬から7月上旬に巣立ちをし8月には独立。
また、巣は(この場所に限って言えば)毎年同じものを使っている様です。
「保護していく必要あり」と言いながらも、拙者自身がオオタカの繁殖を妨げるかもしれない行動(カメラを向ける)をとってきてしまいました。
出来るだけ刺激を与えないように心がけていますが、オオタカへの興味と保護への狭間で毎年葛藤しています。
詭弁のようなエキスキューズですが、今後も心がけて行きますのでご理解頂ければ幸甚です。
動画は今回初めて撮りました。三脚を立てずに手持ちで撮ったもので、手振れ補正も効かぬ程のブレ動画となってしまいましたが適当に笑覧下さい。
子育てと言う微妙な時期であり、諸般の事情を考慮して撮影から1ヶ月半ほどして載せました。
尚、子育て動画は6月4日撮影ですが、それから1ヶ月ほどした7月10日に、巣から離れて飛び回る若を追加しました。
満開のサクラの木でデイト。
満開は結構なことなれど、花被りになってしまい難しいポイントになってしまいました。
何年も使っているので、今年も先ずは巣の補修です。
抱卵中のメスの近くでオスが鋭い眼光で監視中。
威嚇しているのか、それとも胸の筋肉を誇示しているのか。
オオタカは何年も追っているが、ちょっと珍しいスタイルなので何枚か載せてしまいました。
メスは抱卵中。左下にメスの頭しか見えません。
同じ格好を長時間続けると、少し体を動かしたくなるようで立ち上がりました。
そして、ストレッチ。
2日後に行ってみたが、まだ同じように抱卵中。
さて、抱卵から20日ほど経過しました。ヒナの誕生です。
ヒナは3羽のようですが、定かではありません。
ヨチヨチと歩き回るヒナから、2週間と少し経ちました。
「若鳥」とまでは行かない「幼鳥」といったところです。しかし、眼光はイッパシに鋭いです。
然し乍ら、まだ親からエサを貰っています。
前述のごとく、6月4日の子育て動画から1ヶ月ほどした7月10日、巣から離れて飛び回る若。
子育て中の動画です。
前述しましたが、オオタカに刺激を与えないよう三脚を立てずに手持で撮ったため、大きく揺れてしまっている部分があります。
動画の前半では親がかなり警戒していたものの、後半では落ち着いてくれました。
因に、BGMは著作権フリーの曲を使っています。
4分以上のダラダラ動画であり、適当にすっ飛ばしてご笑覧下さい。